不動産査定は「無料」が原則です

a0002_010815一般のエンドユーザーが、売却をしたい物件について不動産会社に査定を求めた際、「査定料」を求められたことは基本的にないことと思います。

そうです、宅建業者は媒介契約を受けるに当たり、あくまで宅建業者の「意見」として物件を査定することはあっても、それを有料で行うことはできません。

 

それが仮に「評価」という名目でなくても、これを反復継続的に業として(有料で)行えば「不動産の鑑定評価に関する法律」に抵触することになります(国土交通省の見解)。

 

その周知が少しずつ行きわたってきたせいなのか、最近では「デューデリ」という名目で、不動産鑑定業の登録を有しない業者による不動産評価または査定を業として行う業者は影を潜めた感がします。

 

それでもまだ少なからず、そういう業者はいます。

文系三大国家資格の一つである「不動産鑑定士」という高尚な資格があってこそ登録できる不動産鑑定業を受けていない業者(宅建業者はもちろん、士業、FP、不動産コンサルタントなど)から、「有料なら」ということで査定を請負うことを求められたなら、あなたは告発することができるでしょう(告発したからといって、よほど悪質な場合を除きおとがめしてくれる、というほどでもないでしょうが。)。

 

ただ、そういう依頼を最初から「無料」でやってもらおう、と思う方がいるのなら、それも浅はかな考えです。

 

人を動かせば必ず「費用・賃金」が発生することがわかりますか?

 

自分に置き換えてもそういうことがわからない人・がめつい人は一生豊かになれないかもしれません。

 

よって、査定依頼は最初から「不動産鑑定業者」にしぼってお金を払って依頼しましょう。

 

ちなみに、地場の宅建業者の方が相場がわかっていることも多いので、そういう業者の意見も必要であれば「手みあげ、または寸志」持参でお願いするのも手ですかね(査定には通常5,000円から10,000円以上の実費がかかります。)。