売買契約後の翻意は許されるか

a1640_000400あなたは売主業者または仲介業者から重量事項説明を契約前に受け、契約書に署名押印しました。

ただ、まれに契約後に翻意する方がいらっしゃいます。

もちろん、いろいろ考えた末、今回の買い物は自分の身の丈に合わない、あるいは、こんなはずじゃなかった、なんてことはあるでしょう。

そういう人のために手付金を授受して契約をしたならば、高額な買い物がゆえ、買主は納めた手付金を放棄して解約する方法があります。

 

ところが、自分が翻意した責任を仲介業者や売主業者、金融機関の責任にして、手付金まで返還してもらおうとダダをこねる輩がいます。

さらに凄いのは、手付金解除期限が過ぎても平気で自分が気に入らなければ損害の負担を仲介業者や売主業者の責任にしようとする始末。

高額な買い物をしたにもかかわらず、約束事を反故(ほご)にするとはあなたは幼い子供ですか?

ちなみに、売主は宅建業者とは限りませんよ。

一般人であることも多いかと思います。

そんな勝手なことを言い続けたらあなたは最終的に違約金を払えば解除できるどころが、売主から売買代金相当の履行を迫られ訴えられるかもしれないことをわかっているのでしょうか?

 

たしかに、不動産業者を突こうと思えば何らかのホコリは出るかもしれません。

しかし、その範囲は法律で限定解釈されているのが実情です(例えば、中古物件の場合…新築と違い何らかの不具合や既存不適格はありますが、瑕疵といえるほどではない場合がほとんど)。

行政処分を申し立てても意外とそう簡単に思う通りにはいかないことがわかるでしょう。

 

だから、重要事項説明書や契約の際のハンコにはくれぐれも気を付けてください。

完全に自己責任です。

全て何があっても最終的には仲介業者等にすべてを責任を転嫁できる、と考えているならあなたの思考は完全にお粗末です。

高額な不動産を購入するのですよね。そのことの重みをわかってください。

その決断が不安ならそれなりの報酬を払って当事務所などのコンサルタントにご相談いただきたくお願いいたします。

あなたの思慮浅さ、またはわがままで、売主はもちろん、仲介業者等すべてがアンハッピーになれば、あなたの新生活もハッピーになれるはずがないことだけはくれぐれもご承知おきください。