あなたは持家派?賃借派?

a1180_003282「住まいなら当然持家でしょ!賃貸住宅に家賃を一生払い続けても、自分のものになるわけでもないし、極端だけどお金をドブに捨てるようなもの。だったら、住宅ローンを組んででも将来必ず自分の財産になる持家をもつ方がいいに決まっている・・・」

 

確かにおっしゃるとおりです。そのほか、

 

・「持家をもてば一人前」という社会的信用力が得られる。

・ローンの完済に向けて、人生の大きな目標・ハリが生まれる。

・住宅ローンが完済すれば、大きな達成感がを味わえ、その後の生活資金にもゆとりがでる。

・何か特別な事情がおきて住むところがなくなってしまうかもしれない、という漠然とした不安が取り除かれる。

・転勤になっても定期借家で他人に賃貸することもできる(その間の家賃収入でローンの返済の一部に当てることもできる)。

・いざとなれば売却して換金することもできる(ただし、売却代金がローン残高を上回る場合のみ)。

・子孫に財産として残してあげられる。

・事業者にとっては、自宅を担保に供することによって、金融機関から事業資金の融資も受けやすくなる。

・何といっても持家独特の安心感、満足感がある。

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ただし、改めて住まいを購入する前に再認識していただきたいことがあります。

 

住宅ローンという大きな荷物を背負うことになって、生き方の自由度が狭くなる可能性がある(攻めの生き方ではなく、自分の信念を押し殺してまでも守りの生き方を選択せざるを得ないことも有り得る)。

 

ライフステージや収入に合わせて柔軟に住み替えることが難しくなる(その都度、住まいを買い替えると、大きな出費を伴ってしまう)。

 

購入後、万一公害や自然災害が発生すると、資産としての価値が無くなり、売りたくても売れなくなる(住宅ローンを完済していない人は住まいを失い、ローンだけが残るという二重の被害に遭遇してしまう危険性もある・・・残念ながら日本の住宅ローンにはノンリコースローンが定着していない)。

 

そのほか、毎年固定資産税や都市計画税が発生する、定期的なメンテナンスが必要になる、分譲マンションの場合にはさらに管理費・修繕積立金が加わる等、細々としたデメリットは確かにあります。

また、知識人の一部には、生涯住まいに支払う金額は持家も賃借も意外と変わらない、頭金に相当する現金があるのなら金融資産を買って運用する方が賢明、などのご意見もあるようです。

 

しかし、誰が何を言おうとマイホームを持つことの良いところは一言「満足感」に尽きることでしょう!

 

そんな夢が安全に叶えられるよう、当事務所では仲介時にお客様の立場に立ったコンサルティングも行っています(コンサルティング報酬不要。仲介手数料のみ)。

 

なお、住宅購入はまだはっきりと決断できない、自分やうちの家族の場合だと長い目で見て持家か賃借かどちらがいいのだろう・・・という前段のお悩み相談も受け付けています。預貯金がどのくらいあるのか、今の仕事に満足しているか、勤め先の待遇、転勤の範囲や頻度、賃金推移の状況等をお伺いして、当事務所が客観的な意見をお伝えします。

 

「絶対に不動産を買いなさい」ということは間違っても言いませんので是非ご安心ください。

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